横浜市内には、211の介護付き有料老人ホームが存在します(2022年調査時点)。どの施設を選んだらよいか、迷ってしまう方のご参考になるように、気になるジャンルと気にしてほしいジャンルをランキング形式でまとめました。
※参照元:2022年12月28日調査時点 横浜市公式HP/暮らし・総合/有料老人ホーム重要事項説明書(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/shisetsu/shisetu-annai/yuryo-setsumei/)に記載の内容から、編集チームで調べた結果をランキング形式で紹介しております。(一部施設公式サイト掲載の重要事項説明書)
敷地が広い介護付き有料老人ホームは、大きな庭園を設けているところもあります。また、広々としたホールやレストランなど、敷地の広さを活かしさまざまな設備を取り揃えているケースも。広ければよいとは限りませんが、施設を選ぶ判断材料の一つになります。
もっとも広い敷地を持つのはコンフォートガーデンあざみ野です。16,594㎡(約5,000坪)の敷地面積を誇ります。一周約30分の広大な庭園があり、四季折々の花々を楽しむ散策ができます。
中銀ライフケア横浜希望ヶ丘の敷地は散策コースや菜園もある約13,000㎡と広大なもの。施設内には大浴場、喫茶コーナーや和室などもあり、広大な敷地に豊富な施設を備えています。
名園三渓園から徒歩約3分に位置する、ヒルデモア三渓園。横浜の港が遠くに見渡せる高台に位置し、プライベート庭園や全面ガラス張りのラウンジなどでくつろぐことができます。
ゆうらいふ横浜は、大きな敷地の中に音楽設備付きのホールやレストランを備えています。また、銀行のATMコーナーも設置しており、生活利便性に配慮していることが伺えます。
グランクレール藤が丘は、敷地内にスタッフと散歩できるリハビリガーデンを備えてあります。共用施設も広く、リビングダイニングや天然温泉付きの個室浴槽も備えています。
横浜市の介護付き有料老人ホームのなかで敷地面積が広い施設は、緑豊かである区に多いという結果になりました。敷地の広さを生かした散策路を設置している施設が多いようです。四季折々の自然に囲まれたい方は敷地の広さに注目して探してみるのもいいかもしれません。
また、横浜市には211もの介護付き有料老人ホームがあります。ここでは介護体制や協力医療機関に注目したおすすめの3施設を紹介していますのでご覧ください。
介護付き有料老人ホームの最低面積は13㎡=約8.5畳以上と定められています。居室が広い場合、洗面やトイレ、収納なども各居室に備えられていることが多いです。ですが、広すぎても不自由な面もありますので、間取り図なども確認しつつ、各自の最適な広さを確認してください。
もっとも広い居室を提供しているのがカルデアの家です。全13タイプの居室があり、ミニキッチンや二間仕様など各部屋に異なった設備があります。夫婦用の2人居室も用意されています。
2番目に広い居室を用意しているのがリアンレーヴ馬車道です。浴室やミニキッチンも備え付けられたタイプもあります。全体的に洋風な雰囲気でまとめられ、ゆったりと過ごせるような広々とした空間が特徴。
居室は南または西向きで、可動式洗面化粧台や温水シャワー付トイレ、緊急連絡装置 防災設備などの設備を備えています。入り口から寝室の間に扉で仕切られているのでプライベートがしっかり確保できます。
ヒルデモア三渓園も居室空間が広めです。居室は複数のタイプがあり、バルコニーを備えているタイプもあります。また、花梨の無垢板を床材に使うなど、木の風合いを活かしているのもポイントです。
洗面などのパウダールームを窓側に配置し、自立を促していることが特徴的。障子風の家具や木をふんだんに使った居室内は和の雰囲気あふれるもの。間接照明も設置され、室内を優しく照らしています。
居室の広さについては、自立から入れるタイプが多く見られました。自由に動ける分広さが必要となるのかもしれません。また、施設によっては夫婦で入れるものもカウントされていることもあるので、国の最低基準より極端に広い場合はしっかりと確認しましょう。
このように、介護付き有料老人ホームで確認したいポイントはたくさんあります。ここでは、安心して高齢者が過ごせるためのポイントとして介護体制や協力医療機関に注目したおすすめの3施設を紹介していますのでご覧ください。
横浜市の居室数の多い施設ランキングです。1位に選ばれたサンシティは圧倒的な居室数を誇る大型介護付き有料老人ホームと言えます。居室数が多い場合、入居者数も比例して多くなり、人々の交流、イベントなども盛んにおこなわれている傾向にあります。また、自立から入れる施設が居室数の多い傾向もあります。
もっとも居室数が多い施設はサンシティ横浜です。非常に規模の大きな介護付き有料老人ホームで、656部屋を数えます。一方で快適な住空間を意識しており、プールや各種娯楽設備を備えてあります。
2番目に多い居室数を提供している施設が中銀ライフケア横浜希望ヶ丘です。居室の入っている棟が3つあり、併せて161ある部屋のすべてが南向きに設計されているのが特徴。
3位のグランクレール藤が丘は、ワンルームタイプと1LDKタイプと2種類の居室があり、合わせて128部屋を提供しています。居室は床暖房も導入しているのが特徴。寒い季節でも暖かく過ごすことができます。
コンフォートガーデンあざみ野は4タイプの一般居室と1タイプの介護居室の種類合わせて126部屋を用意しています。敷地面積1位の同施設は5000坪のうち2000坪を建物に使用し、ゆとりあるつくりになっています。
ゆうらいふ横浜は、125部屋を備えている施設です。居室は単身用と夫婦用の2種類があり、夫婦揃っての入居にも対応しています。各部屋には加湿機能付きのエアコンが設置されています。
居室の多さは施設の規模を図ることができます。入居者もスタッフも多いことで、常ににぎやかな雰囲気を感じられることもあるでしょう。交流を楽しみたい人には向いているようでうす。
このように、介護付き有料老人ホームで確認したいポイントは人それぞれですが、ここでは、介護付き有料老人ホームとして基本となる介護体制や協力医療機関に注目したおすすめの3施設を紹介していますのでご覧ください。
事業歴を見れば、いつ頃から介護などの事業を行っているかを確認することができます。近年、介護の需要が増え、施設が増えたものの閉鎖する施設も後を絶ちません。事業主の経営理念や企業計画もしっかりと確認する一つとして、チェックしてみてください。
もっとも事業歴が長いのは、サニーステージ二俣川を運営する小俣組です。建設事業を中心にしながら、100歳まで生きることが当たり前の時代に健康と福祉を提供できるように、平成16年から介護付き有料老人ホームの運営を開始。
横浜エデンの園を運営している聖隷福祉事業団は貧しい結核患者のための施設開所がはじまりで、現在では病院を始め保育所、生涯・福祉サービスなどを全国で211の施設を運営しサービスを提供しています。
3位は戸塚共立ゆかりの里を運営する横浜未来ヘルスケアシステムです。地域密着型の総合的なケアを目的とした医療法人。急性期から在宅ケアまで幅広い対応をするなかで福祉施設などのサービスも提供している。
4位は、グランクレール藤が丘を運営する東急不動産です。グランクレール藤が丘は2006年に開所した施設で、スタッフが24時間常駐し、入居者の暮らしをサポートしています。
そして5位は、ニチイホーム青葉台を運営するニチイケアパレスです。ニチイホーム青葉台は2003年開所の施設で、さまざまな医療処置を提供。医療ケアを必要とする方を広く受け入れています。
横浜市においても、近年介護を必要とする高齢者が増えてきたことから、介護付き有料老人ホームが多く建てられています。一方で運営母体が経営難により事業を売り渡し、施設は存続したものの雰囲気ががらりと変わってしまうこともあるようです。安心して長く住むためには、事業歴、経営状況、運営母体もしっかり確認が必要ですね
このように、生活していく場として検討する介護施設には安心が求められます。ここでは介護施設として重要なポイントである介護体制や協力医療機関に注目したおすすめの3施設を紹介していますのでご覧ください。
介護付き有料老人ホームは、前年の退職者数を「重要事項説明書」に記載し、公表しています。介護士、看護師などの職種毎に記載され、職場環境がどのようなものであるか推測することもできます。あまりにも多い場合は施設に確認するのもいいでしょう。
ここでは、退職数が少ない施設を定着率ランキングとして紹介します。
退職者がもっとも少ない施設は横浜エデンの園です。施設の退職者数が0のため、スタッフが不満なく働いていることが伺えます。第三者評価に結果も公式HPに掲載しているので施設の環境項目も確認できます。
2番目に退職者数が少ない施設はくらら上大岡です。退職者数が1名という結果でした。施設では多数のスタッフが働いていますので、1名に留まっていることから離職率の低さが見て取れます。
グランクレール藤が丘は、3番目に退職者数が少ない施設です。退職者は2名となっています。なお、施設は2:1の職員体制を基本としているため、手厚いケアが期待できます。
ブランシエール港北も退職者数が2名でした。施設には24時間スタッフが常駐しており、入居者の暮らしをサポートしています。日常はもちろん、緊急時も速やかに対応できる体制を整えています。
ヒュッテ荏田南も同率3位で、退職者数は2名となっています。こちらは2:1の職員体制を整えており、東京海上グループの総合力を活かしたサービスを提供しています。
アズハイム綱島も退職者数は2名です。施設の職員体制は2:1を基本とし、入居者一人ひとりの身体介助を行っています。また、会話を通して精神面も丁寧にサポートしています。
介護スタッフの職場環境や賃金の低さは、時々ニュースなどでも取りあげられ国も改善に努めていますが、最終的には経営者がどう整えるかが重要です。入居者に適したのサービスを提供するために職場環境をよくすることも大事ですので、そのことをしっかり考えて経営をしているかが退職者数から垣間見られることもあります。
退職者数については横浜市の公式HPで公開されている重要事項説明書に、市内のすべての有料老人ホームのものが掲載されているので、気になる方はこちらから
ここでは、安心して長く住むためのポイントとして介護体制や協力医療機関に注目した横浜の介護付き有料老人ホームおすすめ3施設を紹介していますのでご覧ください。
介護付き有料老人ホームの各取り組み内容が評価された場合、介護保険の加算として算定され国から給付されます。このことにより、入居者は介護保険の負担額が一定額高くなりますが、施設運営をしっかり考えているかといった、施設の判断基準の一つにもなります。加算状況は「重要事項説明書」に記載され横浜市の公式HPですべての施設のものを確認できます。※
※横浜市/福祉・介護/有料老人ホーム重要事項説明書(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/shisetsu/shisetu-annai/yuryo-setsumei/)
加算点数がもっとも多いのは横浜エデンの園で、14点でした。入居者のリハビリなども計画的に行い、施設スタッフの職場環境も考え、よりよいサービス提供を心掛けている施設と言えます。
2位はもみの樹・横浜鶴見で、加算点数は13点となっています。施設では認知症ケアやリハビリなど、さまざまな取り組みを実施しています。
3位はシニアフォレスト横浜戸塚で、加算点数は12点です。施設は2:1以上の介護体制を整え、多数の医療機関と連携しています。一方で住環境にもこだわり、入居者の快適な暮らしをサポートしています。
4位の花珠の家かながわは、加算点数が11点となっていました。自然に囲まれた施設で、季節ごとにイベントや外出などを企画し、入居者が穏やかな暮らしを送れるよう取り組んでいます。
チャームプレミア山手町も加算点数が11点でした。ヘボン邸の跡地に建設されたモダンな外観の施設で、明るく開放的なダイニングやラウンジ、テラスなどを備えています。
エクセルシオール横浜阪東橋も11点で同率4位です。我が家のようなくつろぎ空間の提供に努めている施設で、入居者の穏やかな毎日をサポート。身体状態に合わせた居室を提供しています。
ゆうらいふ横浜も加算点数が11点です。施設には専属の調理スタッフや栄養士が在籍しており、メニューの企画から調理まで一貫対応しているのが特徴。入居者の身体状態に合わせた食事の提供も行っています。
加算点数が高いということは、一定の介護保険料がプラスされますが、これは施設がいかに入居者のためスタッフのために施設の改善を深く考えているかを知るポイントでもあります。
それぞれの加算項目は一見すると難しいですが、算定基準をしっかり把握することで施設選びの重要な要素ともなります。
ここでは、重要事項説明書に記載された加算項目についての解説をしているのでご覧ください
また、このように介護付き有料老人ホームを選ぶ基準は多くありますが、基本として考えたいのが高齢者に必要な介護体制と医療連携と考えます。こちらでは横浜市にある介護付き有料老人ホーム211施設を検証したおすすめの施設を消化しています。
横浜市には、多数の介護付き有料老人ホームがあります。もし悩んだ時は、ランキングを参考に施設を比較検討してみましょう。
本サイトでは、数ある介護付き有料老人ホームの中からおすすめの3施設をピックアップして紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。
安心して毎日を過ごせる施設であるうえで、次は入居者自身がどう暮らしたいか、どんな毎日を送ってほしいかを考えてみましょう。
以下で、今の暮らしや本人らしさを維持できる、『健康につながる支援体制』『社会や仲間との触れ合い推進』『立地や施設などの住環境』といった特徴のある3施設を紹介しています。気になる施設は実際に見学訪問や体験入所をしてみましょう。
引用元:横浜エデンの園
https://www.seirei.or.jp/eden/yokohama/
介護に関わる 職員体制 |
2:1以上 |
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主な協力医療機関 | 聖隷横浜病院 (徒歩で1分) |
引用元:もみの樹横浜鶴見
https://www.mominoki-life.com/tsurumi/
介護に関わる 職員体制 |
2:1以上 |
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主な協力医療機関 | 平和病院 (⾞で9分) |
引用元:トラストガーデン横浜ベイ⾺⾞道
https://www.trustgarden.jp/bashamichi/
介護に関わる 職員体制 |
1.5:1以上 |
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主な協力医療機関 | 横浜中央病院 (車で5分) |
2022年12月12日調査時点 横浜市公式HPの高齢者保健施設一覧(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/fukushi-kaigo/koreisha-kaigo/shisetsu/shisetu-annai/ichiran.html)より介護付き有料老人ホーム211施設より・介護における職員体制が2:1以上かつ協力病院に内科・脳神経外科・整形外科・眼科・皮膚科がそろう4施設の中から
●提携病院が隣接し、医療支援体制に基づいた健康管理・介護支援体制を整えている唯一の施設…横浜エデンの園
●介護度や身体の状態に応じたフロアの住み分けを行い、レクリエーションも豊富な唯一の施設…もみの樹・横浜鶴見
●横浜市内の中心に位置し、プライベートダイニングや理美容室まで備えた唯一の施設…トラストガーデン横浜ベイ馬車道